2022年から先の未来を考える
食糧不足問題
新年、まず目に入ったのが商社マンが明かす世界食料争奪戦の現場 日本がこのままでは「第二の敗戦」もという記事です。
具体的には世界的に食料需要が高まり、かつ日本が買い負け始めてるという記事です。
特に中国の先進国化に伴い食用需要が高まること自体は今後覆ることのない、かつより顕著化していくことでしょう。
また日本は「先進国」から脱落目前、2022年は歯止めの正念場という記事もあるように、日本自体の購買力が落ちる一方です。
国内の食糧生産の需要拡大
純粋に食料需要が日本国的にも、世界的にも増大することにより、。
つまり国内の食料は国内で賄わざるを得なくなり、また海外需要があるような有料食材はどんどん輸出されていくことになりそうです。
カロリーベース食料自給率40%程度の現状において、食料値段が釣り上がっていくことは避けられないでしょう。
食品のローカル化
各国が自国の食料を国内生産で賄いだすと、今のように世界中の食べ物を安価で食べられる世界ではなくなり、その国の料理はその国で食べる昔のような世界に戻りそうです。
旅行自体の楽しみは上がりそうですね。
地方の今後
日本だけで見れば、購買力の高い都市部に食料が集まり、購買力の地方はそもそも食料がないという自体になりそうです。
江戸時代の農家が米を食べれなかったように、地方は食料を生産するにもかかわらず食べるものがないという時代になるかもしれません。
ただ農家自体が勝ち組に回るとすると、その勢いから地方の活力が戻ってくるかもしれません。
これからどうするか
伸びていく企業・産業
まず単純に食料生産関係の株を買うことが思い浮かびます。
素人考えで言えば今は農家自体が高齢化で減っていっているのもあり、企業が余った土地を利用して大量生産しやすそうに思います。
自分自身が農家になるのも、将来性ありそうです。
また飲食店を経営するにしても極力国内の食材に限定し、コネクションを作っておいたほうが良さそうです。
その観点で言うと、サイゼリヤのように自社で農家を持ってる会社は今後伸びていくかもしれません。
衰退する企業・産業
ボディビルなど過剰に栄養素を必要とする分野は参入障壁が上がりそうに思います。
限られた食材で生きていくのが精一杯となると、料理教室など一種の娯楽としての料理も衰退していくかもしれません。
ダイエット・栄養学も余裕があるからこそ意味のあるものなので、需要は下がっていくことが予想できます。
どこに住むか
シンプルに食料自給率が高い国は今後伸びていきそうに思います。
特に品質が低いから国際的に競争力はないけど生産量は高い国は、安く食料が手に入りそうです。
その観点で言うと、日本は低い食料自給率かつ食料の国際競争力をあげる方向性で改革を進めてきているため、あまり良い居住地とは言えなさそうです。