フリーランスエンジニアがノマドを選ぶ理由
私は今フリーランスでITエンジニアとして仕事をしています。
具体的には基本リモートで働いた時間を申告し、それに合わせた時給をもらうスタイルで働いています。
そしてフリーランスとして生活していく上で、正社員時代には見えてこなかったものも見えてくるようになり、そして海外ノマド生活が良いという結論に至りました。
なぜその結論に至ったのか、フリーランスにとって海外ノマド生活が何が良いのかを説明していきたいと思います!
フリーランスにとっての生活費
生活費=時間
フリーランスになると、自由に仕事時間を選ぶことができます。
働けば働くだけお金がもらえ、働かなければ働かないだけお金はもらえません。
つまり、逆に言えば生活費が減ればその分自由な時間を増やせることに繋がります。
例えば時給が2000円だとして、生活費を10万円削れることは50時間の労働をしなくてよいということでもあります。
もちろんその50時間を労働にあてることもできますし、別のことに時間を当てることもできるのです。
時間単価をあげるか、時間を使わない収入を得るか
フリーランスが収入をあげるにあたっての考え方として、自分の時間単価をどれだけあげられるか、時間を使わずに得られる収入源がどれだけあるかの2点が重要になってきます。
そしてエンジニアにとってそのどちらにも時間が必要になってきます。
時間単価をあげるにはスキルを向上させるのが1つあります。
もちろんキャリアを積む中で学ぶことも多々ありますが、一方で仕事で触らないような技術の勉強を積み重ねていく時間も必要です。
時間を使わずに得られる収入源を手に入れるためには、サービスを作るなどの行動を起こす必要があるでしょう。
それには、作る時間が必要になってきます。
生活費を削り生み出した時間の相乗効果
生活費を削り時間を生み出すことで、時間単価をあげるため時間と時間を使わない収入を得るための活動時間を得ることができます。
例えば生活費を削って得た時間で書籍を買って勉強することもできますし、その間自分のサービスを作成し収入を得ることもできます。
つまり出費を抑えることで、結果として更に収入を高める好循環を生むことが可能になるわけです。
出費を抑えることで収入を得るための時間が生まれ、さらに収入が得ることでさらに収入を得るための時間が生まれてくるわけです。
- 自由な時間が生まれれば、その時間で収入も増やせる
- 収入が増えることで、さらに自由な時間が増える
目は消耗品である
私は新卒2年目で眼精疲労(重度のドライアイ)になってしまい、それ以降常に症状に悩まされてきました。
眼精疲労といってもただ単にPCを見ているのがいけないのではなく、瞬きをしなくなるのが一番の疲労要因に感じます。
そのためぼーっとPCを眺めてるぶんには問題なくて、コーディング中やコードレビュー中など集中した作業を長時間行うと目が辛いのです。
だから私は眼精疲労になって以降、日々業務時間を調整しながら目のコンディションを考えつつ仕事をしてきました。
そういった経験から、私は目は消耗品であるという考え方を持っています。
プログラマーにとっての目は野球のピッチャーの肩と同じ
例えば野球のピッチャーの肩は消耗品という考え方が浸透しています。
そのため無駄な投球に対して「勿体無い」と言う人が多くいます。
同じような考え方がプログラマーにおける目にも言えるのではないでしょうか。
無駄に目を酷使して、目の寿命を削っていませんか。
特に「会社にいないといけないからとりあえずPCでだらだら作業している」という状態になってしまうのであれば最悪です。PCを使用する時間の濃度が重要になってくるのです。
濃密な時間を過ごす
給料が発生している時間帯はどうしても何かしていることを期待されます。
そのため居ることが目的となってしまい、薄い時間を過してしまうことも出てきてしまいます。
一方自分で時間を決めれるのであれば、薄い時間を過ごす必然性はありません。
短い時間だけ全力投球して、終わったら目を休めることができるのです。
肉体を消耗品と捉えたときに、無駄なことに消耗するのは勿体無いです。
食事=健康
最近は分子栄養医学といった予防医療が流行りつつあります。
予防医療とは病気になった後に治療するのではなく、病気を未然に防ごうというものです。
そして、その中で栄養素の重要性が見直されてきました。
もちろん栄養不足により風邪をひきやすくなるという話であれば、想像できるでしょう。
しかし最近ではさらに、ADHDやアルツハイマー病、うつ病といった精神病まで栄養素が足りてないのが原因とさえ言われ初めています。
つまり食事の質を高めることはあらゆる病気のリスクを下げることにも繋がります。
良い食品は高い
しかしこの教科書通りの生活、実際にやってみればわかるんですがものすごいコストがかかります。
まず基本的に安いものは身体に悪いものが多いです。
油にしてもオリーブオイルやえごま油が体に良いのは有名ですが、一方でサラダ油に比べてコストがかかります。
酸化した油が体に悪いと言われていますが、油であげられたあと長いあいだ空気に晒されたコロッケは安いおかずの代名詞です。
もちろんこだわりだしたらきりがありません。しかし食費を抑えれば抑えるほど健康的な食事をすることは難しくなってきます。
色々な食材を食べるのが良いとされている
また良い食事をするためには色々な食材を食べていくことが推奨されています。
例えば野菜ももやしだけをひたすら買うわけには行かず、様々な種類を摂っていくこと良いと言われています。
同じように肉も豚肉や牛肉、魚や鶏肉といったあらゆる種類を週に満遍なく取っていくべきでしょう。
つまり特定の安いものばかりを買い続けるわけには行かないのです。
サプリメント
また分子栄養医学の治療は基本的にサプリメントで行われます。
逆に言えば、本当に良いとされる栄養素を食事だけで満たしていくのは難しいのです。
つまり少ない食事量で何とかなるものではありません。
ですので健康面も考えると質の良い食事を多く取る必要があります。
これだとお金がかかってしまいますね。
生活費を下げるためのノマド生活
そこで出費を減らす方法の1つとして、物価の安い国で生活し生活費を下げるという発想に至りました。
ノマドエンジニアはパッションだ!という意見もありますが、あくまで生活費の削減という意味での現実的なノマドエンジニアです。
そしてその拠点として、まずバンコクが最適ではないかと考えています。
バンコクがノマドエンジニアとして最適な理由
航空券代が安い
エアアジアを使えば往復約2万円で東京からバンコクへ行くことが出来ます。
仮にバンコクに拠点を置くにして、なんだかんだ日本に渡航する機会は年に何回もあるのではないでしょうか。その頻度を考えると、年間で見たときに渡航費というのは大きな差になってきます。
またバンコクから別の国にいく場合もすごく安いです、仮に長期滞在しないにしてもバンコクは拠点として非常に優秀な都市です。
年中あったかいので衣類が少なくてすむ
年中あったかい国に滞在することで必要な衣類の容量を減らすことができます。
移動が多いノマドワーカーにとって、ミニマリストになることは必須です。
そしてミニマリスト的生活において一番のボトルネックは衣類です。衣類って、数日分だけでも意外とかさばるんですよね。特に冬場の衣類は1日分の服でも荷物がパンパンになってしまいます。
ですが年中あったかい国であればTシャツ数着と半ズボンで1年中生活することができるわけです。
またTシャツ半ズボンであれば洗濯も手洗いで楽に行うことができます。洗濯した後に衣類が乾きやすいのも、頻繁に移動する上で重要なポイントになってきますね。
物価が安い
発展しているとはいえまだまだ物価が安く、日本と比べ生活費を抑えることができます。
食費
現地の人がいくような安いお店なら1食100円、ちょっと綺麗目なお店で300円、観光客向けのお店で600円ほどです。
豪遊せずに普通の暮らしさえしていればものすごく食費を安く抑えることができます。
コワーキングスペース
コワーキングスペースは年間契約3500円で質の高いところが契約できます。
日本でコワーキングスペースを契約すると月1万円は取られます。つまり年間で見たときに10万以上変わってくるわけですね。
住居
場所を選ばなければ2万円以下で済むこともできますし、5万円も払えば市内でジムやプールのついたコンドミニアムに済むことができます。
またホテルに済むにしても、仮に1泊2000円のところに30日滞在して6万円ほどです。
日本人が多い
なんだかんだで、住む場所に友人がいるかどうかが滞在生活の質を左右する一番のポイントになります。
その点バンコクの場合、日本人が多くコミュニティが出来上がっているのは長期滞在する上でメリットの一つですね。
まとめ
フリーランスこそ海外だ!というわけで、生活費を下げることで収入を増やすことができるようになり、また健康的な生活を送ることができるようになります。
そしてその手段としてバンコクでのノマドワークについて解説しました。
特に日本に住所があると税金がものすごく取られてしまうため、バンコクに限らずただ海外に居住地を移すだけでも出費を大きく抑えられるかもしれません。